
タイトル:スティール・ボール・ラン ジョジョの奇妙な冒険
監督:木村泰大
髙橋秀弥
原作:荒木飛呂彦
形態:配信アニメ
既か未か:未
『スティール・ボール・ラン ジョジョの奇妙な冒険』見た。
人気漫画『ジョジョの奇妙な冒険 』第7部のアニメ化。ネトフリにて配信。現段階で原作1〜2巻に当たるエピソード、平たく言えば第1話しか配信されてないが、今後継続して配信するのか、はたまた間を置かれるのかがよくわからんのでとりあえず感想でも書いておくか。
『ジョジョ』は一応ほぼほぼ見てる。大概のファンと同じく、8部〜は見てないが、つまみ食いはしていて、ダモカンの話とか楽しんで見た。ただ読める機会がないってだけ。本作設定的には一応特大ネタバレだが、6部で世界が一新されて7部以降はパラレルワールドとして始まるので『ジョジョ』自体知らんねんって人もここから見れる。お得だ。ストーリー的にはアメリカ大陸を横断するレース:スティール・ボール・ランに登場人物が参加するというものだ。ガチでレース開催から決着までだけが7部。大陸横断なのでたかが1レースとは言えず、ボリューミーだ。
しかし、果たしていわゆるジョジョのノリを知らない人がいきなり7部を見て楽しめるかってのは結構気になるところである。本作をみるにあたって改めて7部冒頭を読み直してみたんだが、レースが始まるまで長いな。自発的にページをめくって読み進める漫画とは違い、勝手に話が流れてくれるアニメなら耐えうると思う。漫画だと「そっすか…」みたいな感じでレース始まるまでは面白さは控えめだ。特に本作冒頭は群像劇を目指したのか知らんが、数々のキャラが主要キャラのように登場して状況が語られるのでちょっと腹立ってくる。もちろん、後々活躍するので何度も読んでる俺的には「こいつね!キタキタ!」みたいな感じで楽しめるが、初見の時は腹たった気がする。ってかそれ以上に内容が入ってこない。
『GANTZ』の何編か忘れたが超能力者とかが出てくるやつ。あとアベンジャーズとかも一応そうか。こういう次々キャラ出して紹介しといて、本編が進んでから絡ませるっていうのは成功するか失敗するか賭けだな。俺が上げてる全部、ジョジョも含め成功してるんだが、この仲間集めシーンをもっと面白くしてほしい。この願いが届いたのかは知らんが本アニメではここのキャラ紹介が大幅にカットされてた。それはそれで寂しい気もするが(わがまま)、サクサク見れるようになってよかった。ちなみに荒木特有の行き当たりばったり癖の存在のおかげで本作は全然先述の群像劇にはなってないのでベストだ。
俺と7部の話をすると、大学受験の帰り道、本命校の帰りに電車でこれを読んだと言う思い出があり、感慨深い。帰りの電車では俺は同じ電車に2時間くらい乗ってなければならなかった。最初の方は周りに同じ試験を受けた学生がいて友達たちと試験の答え合わせをしていた。それがことごとく俺のした回答とずれていてほんのり泣いた。そんな学生たちも降りて、学生が俺だけしかいなくなった車内で俺は涙を堪えていた。この悲しさを誤魔化すためにジョジョ7部を初めて読んだ。ただ、自分のことを考えるのをやめたかった。ジョジョにどこかに連れて行って欲しかった。
ちなみにポコロコぶりの豪運を発揮してその大学には受かってたんだが、ともあれ感慨深い思い出だ。合格祝いに今は潰れまくって行ってるTSUTAYAでコミック全巻借りて読破した。
ネタバレあり
1890年。アメリカ。総距離4000マイル、賞金総額5000万ドル、人類史上初の乗馬による北米大陸横断レース「スティール・ボール・ラン」が開催される。かつて天才騎手と呼ばれながらも、傲慢な立ち振る舞いが祟り、半身不随となって道を閉ざされた男:ジョニィ・ジョースター。彼は失意の中、謎のアウトロー:ジャイロ・ツェペリの鉄球が起こす不思議な現象を目撃する。ジャイロの鉄球の謎を解き明かすために彼についてレースに参加することに決めたジョニィ。「この『物語』は僕が歩き出す物語だ」
連載当初は「ジョジョの奇妙な冒険」という文言はなかったとか、なんだとかと言う詳しい背景は知らん。流石に当時は読んでなかったから。まあ、新たな物語が始まるぞ!という雰囲気で登場したキャラ、サンドマンのシーンは当然ながら大幅カット。今後あんまり活躍することはないので妥当な判断だと思う。「ジョジョ」は大部分、荒木のライブ感で進むので設定的な矛盾がよく起こる。これまでも1部でツェペリのおっさんが死ぬ間際に、「わしは家族は持たんかった」とか言うくせに2部で孫・シーザーが登場したり、3部でディオが説明なしに念写を使い始めたり、言うに事欠かない。ジョジョアニメ化に際しては1〜4部くらいかな?は原作通りにやってたが、6部あたりからは整合性みたいなものも意識している様子。アナスイが初登場から男だったし。多分、大統領も初登場から痩せてる気がする。
7部は、どちらかというと「アニメにする」と言うのがちゃんと意識されてるっぽく、見てて楽しかった。というのも、これまでの部は正直、作画のクオリティ等は高いが「アニメ」というより「電動紙芝居」を見てるのに近かった。そして、漫画とアニメじゃ画面サイズとかの違いがあるので原作だと迫力あって好きなとこがオミットされざるを得なかったりして悲しかった。「この私に吸い寄せられるものたち!!」のとことか。7部で楽しみなシーンを上げられるほどの記憶力はないが、アニメライズ度されて迫力が増えてることを祈る。
そのために、些細なシーンはわりかしカットされており、まあ寂しい気持ちもありけり。
物語の話をすると、50分くらいにレース開始〜1stレース決着まで入ってるので満足感が高い。特にポコロコがジャイロと競り始めてからが結構楽しく(原作からして好き)、楽しんで見ることができた。本部の「処刑用bgm」?というのかな、音楽も楽しくてよかった。
一応記事にまとめたが、あんま言うことはないわ。アニメ1話分だけだしな。今後の展開も流石にうろ覚えとはいえ、知ってるので別に予想してワクワクとかもない。直近はファンには不評なブンブーン一家とかか?別に俺は嫌いでもないので。マウンテン・ティムが好きだからね。多分出てきたよね?7部で見るのが楽しみなのはやっぱウェカピポとかその辺り。流石に大統領戦も楽しみ。あと、大統領初登場のシーンの意味がガチでわからなかったのでアニメでしっかり見せてほしい。ホットパンツとかも好きなのではよ見たい。まあ期待しつつ待つ。以上かな。